北京オリンピック、始まりましたね!
ついこないだ東京五輪が終わったところなので、正直あまりオリンピックムードにならなかったんですが(笑)、いざ始まってみるとやっぱり盛り上がりますね!
私は基本的にスポーツ観戦にはさほど興味がなく…
サッカーやバレーの試合を気が向いたら見るかな~というくらいで、そのほかの競技はオリンピックでもないとなかなか見ることがないのですが。
そんな私が唯一普段からTVにかじりつくように見ている競技が、フィギュアスケート!
これだけは大好きで基本的にTVでやっている試合は見れる限り見ています!
わたし自身は前向きには一応滑れる、くらいで(笑)氷の上で飛んだら回ったりなんてちょっと信じられないんですが…
今回の北京も私の1番の関心はフィギュアスケート。
私の、と言いましたが、過去に男子シングルは2大会連続羽生選手が金メダルを獲得していますから、国としても大注目の競技だと思います✨
私がフィギュアを見始めたのは、ちょうど荒川選手がトリノで金メダルをとることになる少し前、2005年くらいでしょうか。
浅田真央ちゃんがジュニアながらにグランプリファイナルで優勝したくらいが1番古い記憶です…あれは本当衝撃的だった!
伊藤みどり選手の女子初となるトリプルアクセル成功、本田武史選手の日本人男子初の4回転成功(この辺り、私は話に聞くのみでリアルタイムで拝見はしていない)、その後荒川選手のトリノ五輪日本人唯一の金メダルがあり、数年にわたる真央ちゃんとキムヨナの激戦、高橋大輔選手の日本人初となるオリンピック銅メダル、そして羽生選手のオリンピック2連覇!
などなど、今や日本は絶えずランキング上位に鎮座するフィギュア大国になっています。
昔は真央ちゃんが「トリプルアクセルを成功さえすれば優勝できる」くらいの感じだったのに、今や女子シングルで上位に入る選手のほとんどがトリプルアクセルを飛ぶことができるどころか、4回転を普通にプログラムに組み込んでくるようになっていますね…
男子も、4回転が1番の大技であることに変わりはないものの、入れ込む数は昔の3、4倍になっているし、それこそ複数の4回転ジャンプを飛べないと上位には入っていけないような世界です。
競技のレベルがどんどん高くなっていることは喜ばしいことなのかもしれないけれど、私個人としては、昔の方が各選手の個性があってよかったなあ、と思ったりします。
ジャンプが苦手でも、スピンで得点を伸ばす選手、ステップで魅せる選手がいて、競技を見るのがとても楽しかった!✨
いまは難易度の高いジャンプを決めることが最優先で、スピンやステップももちろんないがしろにはしないけれど「レベルを取りこぼさない」という程度。
そこに力を入れても点数が伸びない採点形式にも問題があるのだと思うけど、単純に見ることを楽しみにしていた一個人としては残念なところ…
サーシャ・コーエン(アメリカ)のスパイラル美しかったなあ、とか、
ステファン・ランビエール(スイス)のスピンきれいだったなあ、とか
真央ちゃん、大ちゃんのステップ圧巻だったなあ、とか…
別にレベルの高いジャンプを飛ばなくても、点数が伸びなくても、印象に残る演技をする選手は過去にたくさんいたのになあ、と。
決してジャンプ要素を否定するわけではないんですけどね。
こんなこと言ってても、やっぱりレベルの高いジャンプはテンション上がるしね(笑)
個人的に今でもとても印象に残っているのは、バンクーバー五輪での鈴木明子選手のウエストサイド物語!
高難度のジャンプを決めたわけでもないのに、メダルをとったわけでもないのに、あの素晴らしいステップ、表現力で会場を大歓声に盛り上げた演技、私は何度見ても泣いてしまいます…!
思い出すだけで涙が…😭(笑)
バンクーバーでは高橋大輔選手の「道」もめちゃくちゃ記憶に残る演技でした…
大怪我から復帰して、間に合う、間に合わないといわれてきた大ちゃんがようやく五輪に出場し、冒頭4回転ジャンプの転倒なんて誰も覚えてないほど、その後の魂の演技に胸を打たれました…あのガッツポーズは一生忘れないと思う。
そして今は亡き、カザフスタンのデニス・テンが魅せた2012-2013シーズン世界選手権でのFS「アーティスト」…これはきっとフィギュアファンみんなの心に残っていると思いますが、本当に素晴らしかった。
その後ソチ五輪でも銅メダルを獲得し、間違いなく当時の男子フィギュア界を担っている1人だったはずですが、まさか25歳という若さで亡くなるなんて誰が想像したでしょう。
あれは本当に悲しい出来事でした。
あとはやはり、浅田真央選手のソチ五輪でのFS…あれは伝説ですよね。✨
SP16位で誰もが愕然としたその翌日、FSですべてのジャンプを決め、魂のステップ、そして演技後の震えるような涙…深夜だったと思いますが、リアルタイム、TVの前で震えたことを今でも鮮明に覚えています。
ほかにも、カロリーナ・コストナー選手のボレロ、キム・ヨナ選手の007、ハビエル・フェルナンデス選手のチャップリン、ケイトリン・オズモンド選手のブラックスワン、あと記憶に新しい、エフゲニア・メドベージェワ選手の映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』を使用した演技など…お気に入りのプログラムがたくさんあって、いつか全世界の名演技総集編みたいなのをやってほしいなあーと思っている次第です(笑)
さて…熱く語ってまいりましたが(笑)
とにかく私は競技性うんぬんは置いといて、フィギュアスケートを見るのが大好きなので、今回の五輪もめちゃくちゃ楽しみです!💓
やっぱり特別な舞台…独特の緊張感がありますが、その中で持てるものをぶつけてくる選手たちの魂の滑り…4年に1度の興奮!
日本選手はもちろん、前回大会で優勝候補と言われつつSPで出遅れたネイサン・チェン選手、ジャンプお化けのロシア女子たち(笑)など、国関係なくみんな頑張ってほしい…!
応援してます!!
みなさんは、お気に入りの選手や演技など、ありますか?♪
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