ドイツレクイエム


先日、日本センチュリー交響楽団さんの定期演奏会でした!


学生時代からお世話になっているザ・カレッジ・オペラハウス合唱団の一員として、ドイツレクイエムにて合唱を歌わせていただきました♪


今回初めましてのドイツレクイエム…というか、宗教曲の合唱を歌うのが実に何年ぶりだろう…という感じでしたが(笑)


ブラームスというと、私はオーケストラのイメージがとても強く、たぶん歌ったことないよなあ。と思っていたのですが、稽古を重ねていくたびにどこか懐かしい気持ちになる瞬間が多々あって、そういえば学生時代に歌った〈Nänie(悲歌)〉もブラームスだった、と思いだしました。(2011年…8年前…!?笑)


というのも、やっぱり同じ作曲家なので違う曲でも通じるものがあるんですよね、音楽の持って行き方とか山の作り方とか…あと旋律、和声の美しさ。✨


当時もNänieを歌いながら、その心が締め付けられるような美しい音楽に感動し、あふれ出そうな感情を零さないように必死にでしたが、ドイツレクイエムも恐ろしく美しい曲でした…👏🏼



指揮の飯森範親さんは言わずと知れた素晴らしい指揮者でいらっしゃいますが、ドイツ語にも精通されているので言葉に対するこだわりがとても強く、とても勉強になりました!✨


そしてソリストお二人の素晴らしいこと。

バリトンの平井 和さんは今回初めて拝聴しましたが、やわらかいレーザービームというか(笑)キツくないのに真の通ったお声で、みんなが惚れてました。💓←


そしてソプラノは我らが石橋栄実先生!


終演後に厚かましくも楽屋に押しかけ(笑)お写真撮っていただきました←

ありがとうございます✨




合唱をすると、ひとりで歌っていたらわからない人間の声の持つ力、和声の美しさを改めて感じますね。

立ちっぱなしの稽古はつらかったですが、とてもいい音楽に触れることが出来て幸せなひとときでした♪




ちなみに本番中、私は最前列にいたのですが、目の前がティンパニで!

本当にあと30㎝くらいのところに奏者さんがいらっしゃって、間近であの迫力ある音を感じるなかなかない経験でしたが…ただでさえちびな私が、立ちっぱで疲れることを見越してぺたんこ靴で臨んでしまったために、指揮が見えない…という事態に陥っていました。(笑)

体を寄せたりひねったりしながら頑張って指揮を見つつ、楽譜を見つつ歌いつつで、精神的にも物理的にも結構な疲労でしたとさ。😂

Ayako Matsuura

コロラトゥーラソプラノ松浦綾子のHPです 出演情報や演奏会レポートなど 気ままに綴っています

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