昨日は仕事終わりにダッシュで芸文へ。
(芸文とは、西宮北口にある兵庫県立芸術文化センターのことです!)
お目当てはもちろん。
大学、そして関西歌劇団の先輩である橋本恵史さんの企画する、
その名も「橋本恵史のお愉しみ会 vol.6」。
「世界の学校に音楽教育を」というWorld Music Projectの一環として行われているチャリティーコンサートで、このコンサートの利益はすべて、カンボジアの音楽教育発展おそび学校建設に使われるそうです。
学生の時に、「絶対に行ったほうがいい!」という同期の言葉に誘われて伺ったことがあるのですが、本当に。すごい演奏会です。
よくあるクラシックの演奏会とは全くの別物!
劇やドラマに音楽を組み込んだものや、オリジナルの歌曲、ほぼコントのようなもの(笑)まで、本当にお愉しみ会の名にふさわしい演奏会なんです。
前回伺った際にインパクト大だったのは、当時大流行していた「半沢直樹」。オペラ歌手企画の演奏会で半沢ですよ、それだけで行きたくなっちゃいますよね。笑
実際の内容もドラマに忠実でありつつ、ちゃんと歌も組み込まれていて(それがまた絶妙で笑)そのクオリティーの高さに大爆笑してしましました。
そのときは音大の中にある、ミレニアムホールという300人規模のホールで、チケット即完売していた記憶...とにかく大人気なんです。
それが今回はなんと、芸文大ホール。キャパは2000人!そしてそのホールがほぼほぼ満席になっていました! 今回のコンサートの利益で、なんとカンボジアに中学校が建つんだそう。すごい。
今回も盛りだくさんなプログラムでしたが、やはりなんといってもオーケストラ! ホールのキャパも大きければ、演奏会の規模もガツンと大きくなっていて、すごかった! 終わらない交響曲 "INFINITO" では、素晴らしいながらも爆笑させていただきました。笑 本当に芸達者!
そしてはずせないのが落語。オペラ歌手でありながら、落語家「歌曲亭文十弁」としても活動されている恵史先輩。歌も織り交ぜたその落語は、本当に巧妙で思わず笑ってしまう! 何回も言うけど、本当に芸達者!笑
フィナーレはなんだか会場もひとつになったような空気感の中、こんなにも心を揺さぶる、音楽のすばらしさを改めて感じていました。
私の同期や友人など、近しい人たちもたくさん出演していましたが、うらやましくなってしまって。笑 私も舞台に飛び乗って歌い踊りたくなりました。
そして帰りに嬉しかったこと。
今回の演奏会の協賛されていた企業さんのご厚意(なのかな?)とのことで、お土産にスープをいただきました!
職場のデスクで、引き出し1つをスープ用にしている私は大喜び。(←)早速今日のお昼にいただこうと思います。
こうしたい。ああしたい。と口にすることはだれにでもできますが、それを実際に行動に移し、形にしている先輩。 本当に尊敬します。
実は秋に向けてオペラの稽古でご一緒する機会があるので、なんとかしてあの芸達者才能を盗めないかと目論んでいます(←たぶん無理)。
というわけで、熱い舞台を見てとてもいい日だったのでした♪
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